凜鍼灸治療院

おはようございます!院長の菊地です。

前回は「証(しょう)」についてお伝えしました。

東洋医学では、体に悪影響を与えて病気を招く要因になるものを【邪気(じゃき)】と呼び、反対にその悪影響に抵抗し、病気を治そうとする自然治癒力を【正気(せいき)】と呼びます。

この正気と邪気(外邪)の戦いの状態を類推して判断することを『証を立てる』と言います。

証の立て方には、次の3つがあります!

①三陰三陽論
→病気の進行状況(急性病)を診断するもの。

②虚実の診断
→正気と外邪の構想状態を確認する。

③「気・血・水」の診断
→慢性化した病気の状態を診断するもの。

この中でも、本日は「虚実」について書いていこうと思います。

私も施術時によく「実(じっ)する」「虚(きょ)する」という言葉を使います。

「実(じつ)」とは【外邪(風・寒・暑・湿・燥・火)が身体に充満している状態】を表し、「虚(きょ)」とは【正気(病気に対して抵抗しようとする力)の力が弱まっている状態】のことを表します。

この「実」「虚」の病症のことを「実証」「虚証」と言います。

簡単に言うと、「実証」と「虚証」は【正気と外邪の力関係】を表していると言えます。

【実証】
→外邪と正気の力が同じくらいあり、両者が激しく
 戦っている状態。
 症状は重いように見えるが、比較的治りは早い。
 (winner=正気)

【虚証】
→正気の力が弱くなり、外邪の力に押されている状態。
 症状は軽いように見えるが、治りが遅く悪化しやすい。
 (winner=外邪)

「虚実」はあくまでも【正気と外邪の戦っている状況を表す表現】ですので、見かけの体型や顔色だけでは決めることはできません!

それでは次回は、皆様がよくお悩みの「慢性化した病気」の状態を診断する「気・血・水」の診断についてお伝えしていきますね♪

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