秋は「陽」から「陰」への過渡期
秋は「陽」と「陰」が入れ替わる時期
9月に入り朝晩の気温が少しずつ下がって、夏のジメジメした湿度からカラッとした空気に変わってきましたね。
東洋医学(中医学)の根底にある古代中国の自然哲学思想では、宇宙の万物を「陰」と「陽」の対立する2つの性質に大別してとらえる考え方があります。
たとえば天は「陽」、地は「陰」の代表であり、地球上に存在するすべてのものは陰と陽に分類できると考えられています。
「陰」は静的な性質、「陽」は動的な性質を持っているので、これらの性質をもとに体の状態や病気の程度も陰陽で考えていきます。
陰と陽は変化するもの
あらゆるものが陰と陽に分けられますが、陰と陽はたえず一定のリズムをもって変化しています。
一日をみても、昼は「陽」、夜は「陰」と分類され、一年でも冬の「陰」から夏の「陽」へと変化します。
夏は「陽」が強くなり汗を出させ、冬は「陰」が強くなるので汗を出さないようにして体を温めます。
そして秋は、暑かった夏の「陽」から少しずつ涼しくなり「陰」のエネルギーへと移り変わる過渡期です。
秋は朝晩の気温差が大きくなるので、日中の暑さに油断せず、夜は体を冷やさないように気をつけましょうね。
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