夏は苦味が欲しくなる季節!
夏は「心」に負担がかかる季節
猛暑が続く8月、みなさんは「苦い味」を好んで摂っていませんか?
夏になると、ビールやアイスコーヒー、ゴーヤや緑茶など苦味が強いものを欲しやすくなります。
東洋医学では、夏は「陽気(自然界のエネルギー)」が強くなり、その影響で体が熱くなると考えられています。
体を動かして汗をかくことで熱を発散させるのですが、エアコンのきいた部屋で長時間過ごしていると汗をかくことがなく、体内にこもった熱を発散することができなくなります。
体内にこもった熱は上にのぼっていくため、頭痛やイライラ、不眠、胸苦しさなどが起こりやすくなります。
また、夏は五臓の「心(しん)」に負担がかかりやすい時期と考えられています。
「心」は「血(けつ)」を全身に循環させる役目があり、心臓の働きも含みます。
そのため、大量の発汗に伴い体内の水分量が減少し、血液が凝縮されることで心臓に負担がかかってしまいます。
「心」に負担がかかりやすいので、運動で発汗させ熱を放出することが逆効果になる場合もあるので注意も必要です。
そこで、体内の熱を冷ます効果がある「苦味」をうまく摂取することがとても大切になります。
「苦味」には体の熱を整える、余分な水分を排出する、頭痛や咳をおさえる働きがあります。
ゴーヤは夏バテ予防に最適食材
苦味がある食材のなかでも、特に夏バテ予防におすすめなので「ゴーヤ(ニガウリ)」です。
ゴーヤに含まれている苦味の成分には「モモルデシン」と「チャランチン」が挙げられます。
- モモルデシン:健胃作用
- チャランチン:血糖値の低下作用
また、ゴーヤは糖質がとても少ないため、ダイエットにも最適なほどヘルシーな野菜です。
その一方で、ビタミンCや葉酸、カリウムや食物繊維などの栄養が豊富な野菜でもああるので、夏に大変おすすめな食材と言えるでしょう!
まだまだ暑い日が続きますが、上手に苦味や栄養を摂って、夏バテしないよう、食事からもしっかり予防しましょうね!
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