秋は心のケアも大切な季節です!

秋うつ(季節性感情障害)に要注意!
夏の猛暑から少しずつ涼しい気候へと変わってきた10月。
一般的には秋は過ごしやすい季節と考えられていますが、長期の夏休みからの新学期、イベントなどの環境の変化も多い時期でもあります。
秋のストレス源
- 激しい寒暖差
- 大きな気圧変動
- アレルギー(秋花粉など)
- 日照時間の減少
- 社会的環境の変化(新学期、異動、遠足、文化祭、運動会など)
さまざまなストレス源の中でも、特に日照時間の減少による季節性感情障害(季節性うつ)には注意が必要な季節でもあります。
季節性感情障害は晩秋から初冬にかけて発症し、春頃に回復するとい特徴があるため〈冬季うつ病〉や、秋から発症することから〈秋うつ〉などとも呼ばれています。
秋うつの代表的な症状
- 気分の落ち込み
- 趣味などが楽しめなくなる
- 不眠(または過眠)
- 食欲や体重の異変
- 不安と焦燥感(イライラ感)
- 疲労感・倦怠感
- 意欲・気力の減退
- 思考力・集中力・決断力の低下
秋うつの特徴的な症状
- 過食・体重増加、炭水化物飢餓(甘い物などが食べたくなる)
- 睡眠の長時間化・過度な日中の眠気
- 極度の疲労・倦怠感
秋のセロトニン(幸せホルモン)不足
秋うつ対策で大切なのが〈日光浴〉と言われています。
人は日光にあたるとセロトニン(幸せホルモン)と呼ばれる脳の神経伝達物質を分泌します。
セロトニンは、精神の安定や自律神経のバランス、体内時計の調整などの働きに関与しているため、秋から冬にかけて日照時間が減少し、日光にあたる時間が減ってしまうことでセロトニンの分泌も減少してしまいます。
その結果、疲れがなかなか取れなかったり、気分の落ち込み、やる気の低下、炭水化物の過食などの症状が現れやすくなります。
秋のセロトニン不足を解消するためにも、日中はなるべく日光にあたるように心がけ、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの一定のリズムを繰り返す運動をすることがおすすめです。
秋の長雨という言葉があるように、10月は雨の日が増える時期でもあります。
雨で曇り空が多い時期で気分も落ち込みやすいですが、スポーツの秋でもありますので、秋晴れの日にはぜひ日光を浴びながら体を動かして秋うつを予防しましょうね。
凜鍼灸治療院では〈季節の変わり目に起こる体調不良〉のご相談も受け付けております。
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