姿勢を正し血行を促進して筋肉を緩めよう!

まずは姿勢を改善しましょう!
現代人は、デジタル機器の普及により姿勢が猫背になっているといわれています。
一般的な首凝り・肩凝りの対策として「姿勢の改善」が大切になります。
まずは理想的な姿勢を立位・座位でみていきましょう!
理想的な立位(立つ姿勢)のポイント
- 膝をのばす
- 臍(へそ)の下に力を入れて骨盤を立てる
- 軽く肩甲骨を後方に引き、胸を張る
- アゴを少し引く
- 頭頂部が真上から引っ張られている感覚で、背筋を伸ばす
◎ 横から見て、耳、肩・骨盤、膝、外くるぶしの中心が一直線になっているのが理想的。
理想的な座位(座る姿勢)のポイント
- 少し浅めに座り、背もたれにもたれない
- 臍(へそ)の下に力を入れて骨盤を立てる
- 背筋を伸ばす
- 目線が20~30度下に向くように、いすの高さやパソコンの画面の角度を調節する
◎ 椅子は、膝と股関節が同じ高さになるのが理想的。
ただし、立位でも座位でも長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩だけでなく腰の筋肉にも負担がかかります。
首凝り・肩凝りを防ぐには、30~60分に一回は立ち上がったり、伸びをしたり、歩いたりして筋肉を緩めましょう。
筋肉を温めて血行促進
筋肉は温めることで血管が拡張し、血流が良くなる性質をもっています。
温められた筋肉は血流が増えるため、酸素や栄養素が増加して新陳代謝がよくなり筋肉の細胞が活性化します。
凝り固まった筋肉の血行促進する方法には、次のようなものが挙げられます。
- ストレッチやヨガで筋肉をゆるめる
- 軽度の有酸素運動(ジョギング、水泳、ウォーキングなど)
- ぬるめのお湯につかって入浴
- 整体、マッサージ、鍼灸などで血流促進
当院でも、日々、首凝りや肩凝りに悩まされている方が多くご来院されています。
次回は「鍼灸治療はなぜ凝りに効果的なのか」についてご紹介します。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
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