体内の水の巡りを改善し湿邪対策をしましょう!
梅雨時のむくみ対策!
曇りや雨が続きやすい梅雨の季節は高温多湿となり、むくみ、体がだるい、倦怠感、頭痛、冷え、胃の不調(食欲不振)などの体調不良が起こりやすくなります。
当院にも、特に梅雨時に多くご来院される症状は「むくみ」です。
東洋医学では、梅雨時に引き起こす体調不良の原因を「湿邪(しつじゃ)」と呼び、むくみも湿邪による体調不良のひとつです。
このような「むくみ」対策のポイントは、体内の巡りを良くして余分な水分を排出することです!
梅雨のむくみ対策におすすめ食材
- 夏野菜:夏野菜はカリウムが豊富で、余分な水分を排出する働きがあるのでおすすめ。
- 梅干し:梅に含まれているクエン酸が代謝をアップさせる。
- 大豆:ビタミンB群やタンパク質を多く含み、代謝をあげる効果がある。
- 小豆:食物繊維が豊富で、便秘解消や利尿作用がある。
- 香辛料:発汗作用で代謝や胃腸の働きを高める。
- 生姜:生姜を加熱して生まれる「ショウガオール」が代謝促進効果。
夏野菜は水分も多く体を冷やす作用もあるので、生姜やニンニク、山椒やネギなどの血行促進して体を温める食材と一緒に調理するのがおすすめです。
また、東洋医学では小豆は「腎」によい食材と考えられており、腎を補い水分代謝を高める作用があると言われています。
生活習慣でむくみ対策
日常生活を少し見直すだけで、梅雨時の不快な症状を予防することができます。
- 室内ではエアコンや除湿器を活用して、湿度を40%~60%に保つ。
- ストレッチやマッサージなどで血行促進。
- 軽度の運動(ウォーキング、ジョギングなど)で発汗、血行促進。
- 入浴は、湯船(ぬるめのお湯)に浸かる。
- 冷たい飲みのも、食べ物を摂り過ぎない。
- アルコールを控える。
- 塩分の摂り過ぎに注意する。
- 体を締め付ける洋服は避ける。
ちょっとした工夫で、梅雨時のむくみは予防・解消できますので、日常生活のなかに積極的に取り入れましょうね。
湿邪に効果的なツボ紹介
凜鍼灸治療院が「湿邪(しつじゃ)」対策でおすすめするツボ(経穴)は、足にある「豊隆(ほうりゅう)」です。
「豊隆(ほうりゅう)」は、膝と足首を結んだ中間あたりの高さにあり、そこから脛(すね)の少し外側に位置しています。
豊隆は体の巡りをよくしたり、余分な水分を排出する、胃腸の働きを改善する効果が期待されています。
指で少し強めに10~20秒くらい指圧したり、自宅で簡易的にできるお灸などをすえると良いでしょう。
ぜひお試しください!
まだまだ高温多湿な時期です。
ちょっとした工夫で体調不良は防げますので、梅雨バテ、湿気負けしないように過ごしましょうね!
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます!
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