薬だけに頼らない花粉症対策!東洋医学で体質改善①

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東洋医学の知恵を活かして、カラダもココロも整えていきましょう!
万物が芽吹く春の大敵、花粉症について
3月に入り、少しずつ春めいた陽気を感じられるようになりましたが、この季節は花粉症(アレルギー性鼻炎)に悩まされる方が多い時期でもあります。特に春の花粉症の原因となるのは、スギやヒノキの花粉です。これらは日本で最も一般的な花粉症の原因となっており、特に3月から4月にかけて飛散量がピークを迎えます。
今年2025年は、花粉の飛散量が例年の1.5倍になる予報も出ており、花粉症の症状に悩む方にとっては対策を早めに始めることが重要です。
この健康ブログでは、花粉症のメカニズムとその症状、予防と対策について、現代医学と東洋医学のそれぞれの視点で解説します。
今回は現代医学の視点から、花粉症の仕組みや体への影響を詳しく見ていきましょう。
- 花粉症でくしゃみや鼻水、目のかゆみが出る原因とメカニズム
- 花粉症を感じたら早めの対策が大切!花粉を避けるポイント
花粉症でくしゃみや鼻水、目のかゆみが出る原因とメカニズム
花粉症とは、スギやヒノキなどの植物の花粉によって引き起こされるアレルギー症状の総称で、医学用語では「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれます。
定義
- 体内に入った花粉を異物と認識し、その異物(抗原)に対する抗体を作り、再度侵入した花粉を排除しようとする反応
- 花粉が原因で生じるアレルギー疾患の総称
症状
- くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血、涙
- 喉のかゆみ、咳
- 体のだるさ、熱っぽさ、イライラ
- 喉や顔、首のかゆみ
- 集中力の低下
- 肌荒れ
花粉症は、体が花粉(スギやヒノキなど)に過剰に反応することで始まります。
花粉が体内に侵入した際に免疫システムが異物と認識され、過剰に防御反応を起こすことで症状が現れます
花粉症の原因とメカニズム
- 空気中に浮遊する花粉が目や鼻腔の粘膜に付着する。
- 体内に抗体(IgE抗体)が作られる。
- 抗体が肥満細胞(マスト細胞)の表面に付着する。
- 花粉が再び体内に入ると、肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出される。
- 化学伝達物質が神経や血管を刺激することでアレルギー症状が起こる。
最も患者数が多いといわれているのが春のスギ花粉症ですが、季節を問わずハウスダストやダニ、ペットなどが原因の通年性アレルギー性鼻炎を併発することも珍しくありません。
花粉症を感じたら早めの対策が大切!花粉を避けるポイント
花粉症と診断されている方だけでなく、少しでもくしゃみや目のかゆみを感じたら、早めに対策を始めることが大切です。
花粉症の予防には、花粉を極力避け、室内に持ち込まないことがポイントです。
外出時に花粉を避けるポイント
- 花粉飛散の多い時間帯の外出を避ける。
- 外出時は、マスクやメガネを着用する。
- つばの広い帽子をかぶる。
- ウールなどの花粉がつきやすい服はなるべく着ない。
花粉を室内に持ち込まないポイント
- 玄関前で服についた花粉を払い落とす。
- 帰宅したら手洗い、うがい、洗顔、洗髪をする。
- 窓を開ける際は、開ける幅を狭くし、レースのカーテンを使用する。
- 布団や洗濯物を外に干さない。
その他の予防(免疫を高める)
- 夜更かしをせず、質の良い睡眠を心掛ける。
- お酒を飲み過ぎない。
- タバコを控える。
- 栄養バランスのよい食事をとる。
- ストレスを溜めない。
- 喉がつらい人は、加湿器を利用する。
辛い花粉症は我慢せず、症状が軽い人でも医療機関を受診することも大切です。
そして、投薬治療だけに頼らず、免疫力を高めるように規則正し生活を送るよう心がけましょうね。
次回は東洋医学の視点から、花粉症の仕組みや体への影響を詳しく見ていきましょう!
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それではまた次回、カラダ整えて、心も凜(りん)と!