ストレートネックの東洋医学的対処法
ストレートネックの東洋医学的対処法
最近、首の痛み、強い肩こり、頭痛などを訴える患者さんが急激に増えています。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、自宅でテレワークをされている方も多く、無理な姿勢で長時間パソコン操作をする人が多くなりました。
悪い姿勢が続くと頭の重さで首の周辺に相当な負担がかかり、本来なら横からみるとゆるやかなカーブをしているはずの頸椎(首の骨)が、真っ直ぐになるストレートネックになってしまいます。
ストレートネックの初期の症状は首や肩のこりですが、放置しておくと症状は徐々に悪化して様々な症状が出ることがあります。
- 首痛、肩こり、背中の張り
- 首の可動域の減少
- 手、腕のしびれ
- 頭痛
- めまい、吐き気
- 顎関節痛、食い縛り
- 耳鳴り、難聴
- 眼精疲労、視力低下、ドライアイ
- 自律神経失調
- 不眠、不安感
ストレートネックの対処法としては、普段からの予防がとても大切です。
普段から姿勢を正し、スマートフォンの長時間使用をやめる、ストレッチなどで首や肩まわりの筋肉をほぐす事がとても有効です。
当院でも、東洋医学的に次のような対処法でストレートネックへの施術を行っています。
- 首や肩まわりの経穴(ツボ)に鍼灸刺激を与えることにより、固まった筋肉をゆるめて血行を促進させます。
- 患部の動きのサポートや痛みの緩和を目的として、キネシオロジーテープを施します。
- ストレッチにより、患部の血流やリンパの流れを促進し自然治癒力を高めます。
*症状が強い場合は、無理せず整形外科を受診しましょう。
ストレートネックになる前に、日頃の予防や鍼灸治療、整体マッサージなどで首まわりの筋肉が硬くならないように気をつけましょうね。
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