季節の変わり目、自律神経を整えるポイント
季節の変わり目、自律神経を整えるポイント
凜鍼灸治療院の健康ブログは、10月の特集として「季節の変わり目の体調不良」についてお伝えしてきました。
最終回は、日常生活をちょっと見直すだけで自律神経が整うポイントをご紹介します。
現代医学からみると、季節の変わり目は環境の変化や気圧変動、寒暖差の影響を受けて自律神経が乱れやすい時期です。
自律神経とは、人間が生きていくための生命維持機能を自分の意思とは関係なくコントロールしている神経です。
自律神経は交感神経と副交感神経とに分けられ、このふたつが必要に応じて切り替わり、体内のバランスを保ちます。
東洋医学から季節の変わり目をみると、この時期は脾胃(消化器)が弱ると考えられています。
消化器の働きをコントロールしているのも自律神経なので、季節の変わり目は自律神経の働きを整える生活習慣が大切です。
自律神経を整える生活習慣のポイントについてみていきましょう。
- 朝日を浴びる:日を浴びることで、自律神経を整える働きのあるセロトニンが活性化される。
- 起床したらコップ1杯の水を飲む:水によって腸が刺激され、副交感神経が高まり自律神経を整える。
- タバコは控える:ニコチンは交感神経を過度に刺激するので、自律神経のバランスに悪影響が出る。
- お風呂に浸かる:39〜40度の温めのお湯に15分程度ゆっくり浸かるのが自律神経に有効な入浴法。
- 軽い運動:体を動かすと血流が整い、セロトニンなどの神経伝達物質も活性化する。ストレッチがオススメ。
- 質の良い睡眠:就寝前にスマートフォンを長時間見ることで、バイオリズムが乱れてしまい睡眠の質が落ちる。
- 腸内環境を整える:食事は1日3回で腸に刺激を与え、腸内環境を整える。食事間隔は6時間が理想的。
- アルコールは控える:過度の飲酒は脱水を起こし、自律神経のバランスが乱れやすい。
- 炭水化物は少なめに:炭水化物をたくさん摂ると一気に交感神経が優位となり、副交感神経とのバランスが崩れやすい。
季節の変わり目に起こりやすい体調不良。
なんとなく体調がすぐれない時期が、季節の変わり目と重なっている人も多いと思います。
季節の変わり目は、次の季節へとカラダが切り替わる時期です。
体調不良を起こさないよう、生活習慣をしっかり見直しましょうね。
10月の特集「季節の変わり目の体調不良」
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