秋の乾燥から「肺」を守りましょう！

秋の咳は乾邪が原因

10月に入りジメジメした湿気を含んだ空気から、カラッと乾燥した空気へと変化する季節です。

東洋医学では、自然界でおこる森羅万象を5つに分類する「五行論」という考え方があり、五行（木・火・土・金・水）に世の中のものを分類して表に表したものを「五行色体表」というものがあります。

東洋医学では、この五行色体表を活用して病態を捉えて施術を行っています。

五季（季節）	五気（気候）	五臓（臓器）	感情	五色（色）	五味（味）	五病（病気）
春	風	肝	怒り	青（翠）	酸味	語（よくしゃべる）
夏	熱	心	喜び（興奮）	赤	苦味	噫（げっぷ）
土用	湿	脾	悩み（心配）	黄	甘味	呑（酸っぱい、苦い味があがる）
秋	燥	肺	悲しみ（孤独感）	白	辛味	咳（空咳、痰）
冬	寒	腎	恐怖	黒	鹹味（塩辛い）	欠（あくび）

上記の色体表から読み取ると、秋は次のことに気をつけながら養生すると良いと考えられています。

秋は乾燥により肺が弱り咳が出やすく、気持ちが沈みやすくなる時期。
辛い食材は避け、白色の食材（大根、れんこん、ネギなど）を摂ることで体に潤いを与えると良いでしょう。

秋は夏の疲れもでやすい時期ですので、東洋医学を生活に取り入れながら健康生活を送ってみてはいかがでしょうか。

10月の休診日

• 3日（火）、10日（火）、11日（水）、12日（木）、13日（金）、19日（木）、25日（水）、31日（火）

※ 10日（火）～13日（金）の4日間は都合により連休を頂戴します。

10月の祝日診療日

• 10月9日（月、スポーツの日）は祝日診療（10:00～18:00）を実施します。

10月も凜鍼灸治療院は、みなさまのご来院を心からお待ちしております。

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