人はなぜ、肩がこるのか?
肩こりのメカニズム
日本人が自覚している体の不調の多くは「肩こり」と言われています。
厚生労働省の調べによると、日本人が訴える症状である「肩こり」は女性の1位、男性の2位となっています。
「肩こり」は病名ではなく、病態(病気のぐあい。病状。容態。)を指しています。
肩こりとは、頭と肩をつないでいる筋肉(僧帽筋の血流が悪くなり、固くなってしまった状態をいいます。
僧帽筋は重い頭を支え、肩甲骨を動かす筋肉で、普段の生活のなかで最も使われる筋肉のひとつです。
筋肉の緊張が長く続くと、筋肉は疲労して固くなり、「こり」や「痛み」、「重だるさ」などの肩こりが発生してしまいます。
肩こりを引き起こす原因には、次のようなものが挙げられます。
- 無理な姿勢、悪い姿勢
- 同じ姿勢でのデスクワーク
- 長時間のスマートフォン操作
- 眼精疲労、メガネ、コンタクトレンズなど
- 慢性的な運動不足
- 体に合わない洋服、下着などの着用
- 体型(肥満、猫背、なで肩など)
- ストレスなどによる緊張
- エアコンなどによる冷え
上記のような原因により、自律神経が乱れ(交感神経優位)血行不良が起こり、筋肉に老廃物が蓄積され肩こりの不快な症状をもたらします。
ではなぜ、特に女性が肩こり症状を感じやすいのでしょうか?
次回は「女性らしい体型が原因で肩こりが起こる?」をお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
ご予約受付〈30日前〜30分前まで〉
ご予約前にお読み下さい。→