理想の睡眠へのアドバイス
理想の睡眠へのアドバイス
4月の凜鍼灸治療院ブログは「睡眠」をテーマにお伝えしております。
本日の最終回では、ぐっすり眠れる理想の睡眠を促すポイントをご紹介します。
良い睡眠とは「寝つきがよい」「ぐっすり眠る」「寝起きスッキリ」の3つがポイントとなります。
次のようなポイントを参考にして、質のよい睡眠を目指しましょう!
質の良い睡眠を促すポイント
ポイント | 理由 | オススメ |
温かい飲み物(ノンカフェイン)で体内から体温上昇を促す | 体温が下がり始めるときに自然な眠気が起こり、睡眠リズムが整う | 白湯、生姜湯、カモミールティー |
ぬるめの温度でゆっくり入浴 | 熱いお湯で入浴すると体が覚醒するので、ぬるめのお湯でリラックス効果を高める | 38度ほどのぬるめのお湯に5~30分 |
リラックスできる音楽を聴く | ヒーリングミュージックは副交感神経を優位にさせ、リラックス効果を高める | クラシック音楽、水のせせらぎなどの自然音 |
朝食はしっかりとり、夕食はタンパク質を多めにとる | 朝食は日中のエネルギーとなり、夜、タンパク質をとるとセロトニンの材料となる | 肉や魚、卵や乳製品など |
寝る時間と起きる時間をなるべく一定にする | 安定した体内時計のリズムを保つため | 特に起きる時間を決めておく |
芳香浴 | アロマの香りで副交感神経を優位にし、リラックスして眠りやすいようにする | ラベンダーなどのフローラル系アロマ |
通気性のよい寝具を選ぶ | 通気性がよいと、寝床の温度や湿度を快適に保ってくれる | 通気性のよい高反発マットレス |
運動習慣をつける | 夕方頃に運動をすると、就寝時間には深部体温が下がり眠りやすくなる | 軽い有酸素運動(ウォーキングなど) |
就寝前の喫煙は避ける | たばこに含まれるニコチンには覚醒作用があるため | 就寝2時間前までに喫煙を終わらせる |
スマホをみない、手の届かない場所に置く | スマホからの光が脳を覚醒し、メラトニンの分泌量が抑制されてしまう。 | 就寝2時間前にはスマホをみない |
参考になりましたでしょうか。
最後に、ご来院者様より多く質問をいただく「枕」の選び方のポイントをおまけでお伝えします!
枕の選び方のポイント
- 頭を冷やす・通気性のよい素材(メッシュ素材、そば殻、パイプストローなど)。
- 頭と首へのフィット感がよい、寝返りの打ちやすい、硬めで左右が少し高い形状のもの。
- 洗濯や天日干しができる製品を選び、ダニやカビ、臭いを防げるもの。
枕が首や頭の形に正しく合っていないと、眠りが浅くなるだけではなく、体の痛みを引き起こす場合もあります。
オーダーメイドで自分に合った枕をつくるのも、快眠への選択肢のひとつでしょう。
4月も凜鍼灸治療院の健康ブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。
来月も皆様の健康生活に役立つ情報をお伝えしていきます。
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