ストレスが起こるメカニズムとは
ストレッサー→認知的評価→ストレス反応
2023年の凜鍼灸治療院ブログは、「ストレス」をテーマにお届けしています。
ひとは日常生活のなかで、さまざまなストレス(ストレッサー)を受け、それに反応しながら生活をしています。
長時間ストレッサーの刺激にさらされたり、強いストレッサーを受けた時に生じる生体反応のことを「ストレス反応」と言います。
ストレス反応は、不安や緊張、気分の落ち込み、動機、頭痛、めまい、腹痛、イライラ、過食や拒食などのかたちであらわれます。
日常で起こりうる人間関係のトラブル、大切な人やペットの死、職場環境の変化、学校でのいじめ、近所の騒音など様々なストレッサー(ストレス要因)と出会うと、それらのストレスを自ら対処できる出来事なのかどうかを判断します。
これを「認知的評価(対処能力)」と言います。
認知的評価とは、ストレッサー(ストレス要因)がどの程度の脅威かを判断(認知)する個人の主観的な評価(心の働き)のことを指します。
この認知的評価で「自分の対処能力を超える脅威である」と感じると、ストレス反応と呼ばれる症状や行動が生じると考えられています。
ストレス反応には、心理的、行動的、身体的反応としてさまざまなかたちで表れると言われています。
次回は「ストレス反応の種類」についてお伝えしていきます。
1月の健康ブログも最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
(大変励みになっています!)
2月も引き続きお楽しみくださいね。
ご予約受付〈30日前〜30分前まで〉
ご予約前にお読み下さい。→