過ぎた感情による傷、内傷(ないしょう)
過ぎた感情による傷、内傷(ないしょう)
凜鍼灸治療院の11月のブログでは、「心のケア」をテーマに特集しています。
前回は人間がカラダに影響を与える7つの感情、七情(しちじょう)についてお伝えしました。
東洋医学では精神状態の変化が病気を引き起こす原因の一つと考え、この精神状態に基づく病因のことを七情(しちじょう)といい、重要視しています。
人間の7つの感情である七情のなかでも、特に身体に悪影響を及ぼす心の動きを「五志(ごし)」と言います。
長期にわたるストレスや急激に受ける強いストレスなど、激しい感情の変化が原因で病気になることを「内傷(ないしょう)」と呼びます。
内傷は読んで字の如く、カラダの内側からの刺激により臓器を直接傷つけてしまうことを指します。
つまり七情(五志)によって「自分で自分を傷つける」「臓器(五臓)を傷める」ことを意味します。
感情は体内からの刺激なので、感情が行き過ぎると直接臓器を痛めつけることになります。
では、それぞれの感情はどの臓器に悪影響を与えてしまうのでしょうか。
次回は「行き過ぎた感情の変化と臓器の関係」について考えていきましょう。
本日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
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