天気による頭痛のメカニズムについて

凜鍼灸治療院の健康ブログ、天気頭痛について

凜鍼灸治療院の5月のブログは、そろそろはじまる梅雨に備え、梅雨時に多発する「頭痛」についてお伝えしています。

天気が悪くなると頭痛耳鳴りめまい古傷の痛み倦怠感などを感じたことがある人は多いと思います。
寒暖差、天気や気圧、湿度など、気象の変化によって起こる体調不良を「気象病」とよび、その中でも【頭痛】を訴える方が多くいらっしゃいます。

頭痛には「緊張型頭痛(筋肉収縮性頭痛)」、「片頭痛(血管性頭痛)」、「群発性頭痛(三叉神経・自律神経性頭痛)」の3つの代表的な頭痛があります。

気象の影響で起こる頭痛として多いのが「片頭痛(血管性頭痛)」といわれています。

片頭痛のメカニズムは、まだはっきりとは解明されていませんが、天候や気圧の変化、空腹、肩こり、アルコール、ストレスや過労などにより脳の血管が収縮し、その後、血管が拡張することでズキズキとした拍動性の頭痛が生じると考えられています。

また、天候の変化による体調不良の原因は、気圧の変動による自律神経のバランスの乱れとも考えられています。

気圧の変化を察知しるセンサーは、耳の奥にある「内耳(ないじ)」が担っています。
急激な気圧変動を内耳が感じると、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが乱れてしまいます。

  • 交感神経が活発になりすぎると、頭痛古傷が痛くなりやすい状態になる。
  • 副交感神経が活発になりすぎると、倦怠感気分の落ち込みなどの症状が出やすくなる。

寒暖差が大きい時期低気圧が続く時期台風の時期などは、急激な気圧変動を内耳が察知し、自律神経のバランスを崩し体調に影響が出やすくなるといえるでしょう。

では、東洋医学では「天気頭痛」をどのように捉えて考えているのでしょうか。

次回は「東洋医学からみる天気頭痛」についてお伝えします。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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