筋肉のさまざまな働き
カラダを動かす以外の筋肉の働きとは?
当院も開院から12年が経ちますが、やはり多くの方が悩みご来院される原因は「筋肉の凝り」です。
前回(5/10掲載)もお伝えしましたが、筋肉には次の3種類があります。
- 自分の意志で自由に体を動かくことができる骨格筋。
- 内臓や血管の壁にあり、血管や腸、胃などの内臓を動かす平滑筋。
- 自分の意思とは関係なく、一生の間、規則正しく動く心臓にだけあり心筋。
一般的に「筋肉の働き」と言えば、骨格筋の働きである「体(関節)」を動かすことをイメージする方が多いと思いますが、それ以外にも様々な働きを担っています。
① 運動機能 | 腕、足、体などの骨格を動かす |
② 体温調節 | 脳の指令により、筋肉を震わせたり、血管を収縮させたりして体温を上げる |
③ 血液循環 | 筋肉の収縮により血管を圧迫し、心臓に血液を戻すポンプ作用で血液の循環を助ける |
④ 骨の強化 | 筋肉の動きにより骨が刺激を受け、骨密度が増して骨を強くする |
現代人は運動不足になりやすい環境下にありますので、筋肉以外に骨も弱くなってしまうことが危惧されています。
このように、人の体重の50%を占める筋肉には様々な働きがあります。
では、筋肉の凝り、筋肉痛や肉離れを起こしてしまう原因とは何でしょうか?
次回は「筋肉の構造・メカニズム」について詳しくみていきましょう。
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