応急処置の必要性を理解しましょう!
応急処置の重要性を学びましょう!
12月の慌ただしい時期になってきました。
年末の忙しさによる疲労や注意散漫、お正月休み中の気のゆるみなどから、思わぬケガや痛みに襲われることが多くなる時期でもあります。
年末年始こそ、突然の体調不良、痛み、ケガなどへの応急処置を今いちど見直しましょう!
応急処置の目的は「救命」「悪化防止」「苦痛の軽減」です。
命にかかわることがなかった場合でも、突然のケガや病気(発熱、頭痛、胸痛、腹痛、腰痛、捻挫、やけどなど)、その対処の仕方によっては症状が悪化し、ついには命にかかわることにもなりかねません。
ただし、応急処置は治療ではないので症状が重い場合は必ず病院の救急外来を受診してくださいね。
自分や家族の症状が軽症・重症の判断がつかない場合は「救急安心センター」に必ず電話してください。
- 救急安心センター(♯7119)
当院でお伝えする応急処置の基本は、日常で起こりやすい症状をピックアップしてお伝えします。
そこで基本となるのが「RICE処置」です。
RICE処置はスポーツ外傷への応急処置の基本であり、次の4つの処置の頭文字をとっています。
- rest (安静):損傷部位の腫れや神経・血管の損傷を防ぐために、テーピングや包帯、副子などで患部を固定する。
- ice (冷却):損傷部位の腫れと細胞壊死を防ぐため、患部を冷却する。
- compression (圧迫):損傷部位の腫れや内出血を防ぐことが目的。患部をテーピングや弾性包帯で圧迫ぎみに固定する。
- elevation(挙上):損傷部位の腫れと腫れの軽減を目的とする。患部を心臓より高く挙げる。
この基本的な応急処置をふまえ、次回からは具体的な症状への応急処置をみていきましょう!
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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