朝、寝違えた時の応急処置
秋冬は、寝違えを起こしやすい時期です。
凜鍼灸治療院の12月のブログは「応急処置」についてお伝えしています。
朝起きて、首から肩にかけて激しい痛みがでる「寝違え」を経験したしたことがある人は多いと思います。
寝違えとは、睡眠中に無理な姿勢を取ったり無理な首の動かし方をすることで、首や肩まわりの筋肉に負担がかかり痛みを起こした状態を指します。
1年のなかでも、秋~冬が寝違えを起こしやすい時期と言われています。
これは、気温が下がることで首元が冷やされ、筋肉が固くなってしまうことが原因と言われています。
寝違えを起こしてしまうと痛みで首を動かすことが困難となり、日常生活に支障が出てしまうので注意しましょう。
寝違えたら、まずは冷やしましょう!
寝違えは首周辺の筋肉や腱、筋膜などの急性炎症ですので、痛みが強く腫れがある場合はすぐに患部を冷やしましょう。
寝違えを起こしてすぐのマッサージは逆効果になってしまうので、発症後すぐは揉まずに冷やし、安静にしましょう。
痛みや腫れが引いてきたら、固くなった首や背中の筋肉の緊張をほぐします。
首まわりの筋肉を温めて血行をよくすると、予防・再発防止になります。
ただし、無理な姿勢でのセルフマッサージやストレッチは患部に負担をかけ、症状を悪化させてしまう原因になることもありますので、整骨院や鍼灸院などでまずは施術を受けることがおすすめです。
- 寝違えを起こしてすぐは、患部を冷やす。
- 寝違えを起こしてすぐのマッサージは逆効果。
- 首まわりを温めたりマッサージやストレッチをするのは、炎症がおさまってから。
次回は「ぎっくり腰への応急処置」についてお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
応急処置は治療ではないので、症状が重い場合は必ず病院を受診してくださいね。
自分や家族の症状が軽症・重症の判断がつかない場合は「救急安心センター」に必ず電話してください。
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