突然起こる不快な耳鳴りのメカニズム

凜鍼灸治療院の健康ブログ、7月は耳鳴りを特集しています

耳鳴りとは、耳の中で発生している雑音です!

凜鍼灸治療院の7月のブログは「耳鳴り」を特集しています。

みなさんは突然、キーン、ジー、ザーなどの音が聞こえたことがありますか?
このような突然発生する雑音や、耳の中で雑音が聞こえる症状のことを「耳鳴りとよびます。

耳鳴りはよくみられる症状なので、耳鳴りを経験する人は少なくありません。

耳鳴りは周りに音がない静かな状態で生じることが多いと言われ、代表的な雑音としてはザー、ブーン、ジーなどの低音や、キーンやピーなどの高音もあります。
しかし、耳鳴りで聞こえる音には個人差があるので、その聞こえ方はさまざまです。

ほとんどの耳鳴りの場合、本人以外には聞こえないため(自覚的耳鳴)、耳鳴りで苦しい思いをしていても周りに理解してもらいずらい疾患でもあります。

このような不快な耳鳴りは、どのようにして発生するのでしょうか。
その答えは「音の伝達経路聴覚路)」に隠されています。

人間は「」を耳ではなく「」で聞いています。

「音」とは空気の振動であり、耳介によって集められ、外耳道を通って鼓膜を振動させます。
鼓膜の振動が耳小骨によって増幅され、内耳にある蝸牛という器官に伝わります。
蝸牛で音は電気信号に変換され、脳の視床で「重要な音」、「危険な音」、「不要な音」に選別されます。

  • 重要な音、危険な音:自分に向けて話しかけられた声、救急車のサイレンなど。
  • 不要な音:冷蔵庫やエアコンの音など。

「重要な音」、「危険な音」として選ばれた電気信号は脳の聴覚野に送られ、「不要な音」に選別された電気信号は意識を向けない限り聴覚野に送られないため、聞こえていないのと同じことになります。

このように、蝸牛で変換された電気信号か脳の聴覚野で「音」として認識されるまでの経路を「聴覚路といいます。

聴覚路にある器官である蝸牛は、20代後半から機能低下をはじめ、年齢と共に高音から徐々に聞こえににくくなるといわれています。
聴覚検査でも検出されない程度の「聞こえにくさ」は日常生活に困りませんが、脳は敏感に「聞こえにくさ」を察知します。
「聞こえにくさ」を察知すると、聴覚の電気信号を補うため過度に興奮することにより「耳鳴り」が発生してしまうのです。

このように、聴覚路の障害によって起こる「耳鳴り」の原因は「蝸牛の老化」だけなのでしょうか?

次回は「耳鳴りを引き起こす原因」についてお伝えしていきます。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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