気圧の変化、トンネルの中、ストレスからも耳鳴りは起こる!

耳鳴りを起こす様々な原因とは
凜鍼灸治療院の7月のブログは「耳鳴り」を特集しています。
耳鳴り(または耳鳴)とは、実際には鳴っていない音が鳴っているように聞こえる現象のこといいます。
ほとんどの耳鳴りが本人にしか聞こえていない自覚的耳鳴であり、その原因は多岐に渡ります。
代表的な原因を下記の表にまとめました。
耳鳴りの症状 | 耳鳴りの原因 |
片耳だけの耳鳴り | 突発性難聴、メニエール病、聴神経腫瘍など |
両耳の耳鳴り | 老人性難聴、騒音性難聴など |
低音(ザーなど)の耳鳴り | 耳垢栓塞(じこうせんそく)、耳管狭窄(じかんきょうさく)、耳硬化症(じこうかしょう)など |
高音(キーンなど金属音)の耳鳴り | メニエール病、突発性難聴、ストレスなど |
耳鳴りの原因には、外耳炎、中耳炎、、メニエール病など「耳」に原因がある場合の他にも、高血圧や脳腫瘍、脳梗塞など「脳」の病気が原因で起こる場合、そして前回お伝えした蝸牛の機能低下(老化)やストレス(心因性)などが原因となる場合があります。
当院にご来院される方(耳鼻科にて検査結果に異常がなかった方々)の耳鳴りの原因のほとんどが「ストレス」から起こる耳鳴りの可能性が高いです。
ストレスとは「外部からの刺激によって心身が示す反応」のことを指します。
心身に悪影響を与える外部からのストレス(刺激)についてみてみましょう。
- 物理的な刺激:天候、騒音、振動
- 科学的な刺激:薬物、公害、大気汚染
- 心理要因:悩み、不安
- 社会的要因:対人関係、経済的困窮
ストレスによる耳鳴り症状では、耳以外の不調(ふらつき、めまい)を併発することも少なくありません。
ストレスによる耳鳴りの原因の多くは「自律神経の乱れ」です。
強いストレスを受けると、自律神経のうち交感神経が刺激され、過度に活性化し血管を収縮させてしまいます。
血管が収縮してしまうと全身の血流が悪くなり、耳周辺の血行が阻害されることで耳鳴りが発生しやすくなると考えられています。
2022年の梅雨は異例の早さで明けましたが、物理的な刺激(ストレス)である「天候が原因による耳鳴り」については、次回のブログでもっと詳しくみていきましょう。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
ご予約受付〈30日前〜30分前まで〉
ご予約前にお読み下さい。→