浮腫(むくみ)はなぜ起こる?
なぜ皮膚の下に余分な水分が溜まるのか?浮腫のメカニズムについて
- 夕方になると足首に靴下の跡がくっきり残る
- お酒を飲んだ翌日は顔がパンパンになる
- 手がむくんで指輪が抜けない
皆様は、上記のような「浮腫(むくみ)」を経験されたことがありませんか?
足だけではなく、体のさまざまな部位に発症する浮腫(むくみ)。
この浮腫(むくみ)は病気なのでしょうか?
凜鍼灸治療院の9月のブログは「浮腫(むくみ)」をテーマにお伝えしています。
今回は「なぜ人の体は浮腫むのか?浮腫のメカニズム」について説明させていただきます。
人間の体の約60%は水分と言われています。
そのうちの40%は細胞の内にある細胞内液、残りの20%は細胞の外にある細胞外液とに分けられます。
この体液のうち、浮腫(むくみ)に関わっているのが細胞外液といわれています。
細胞の外に存在している体液である細胞外液は、血液(血漿やリンパ液)と間質液(組織間液)から構成されています。
細胞外液は体重の約20%(血液5%、間質液15%)を占めており、毛細血管を介して細胞に栄養を運んだり、老廃物を除去しながら水分の割合を維持しています。
しかし、この水分のバランス(浸透圧)が崩れると、組織と細胞の間に余分な水分が溜まってしまいます。
この状態を「浮腫(むくみ)」とよびます。
浮腫(むくみ)は、次のような場所に出やすといわれています。
- 目の周辺
- 手指
- 足全体
- 足の甲
ではなぜ、体液のバランスが崩れてしまうのでしょうか?
次回は「浮腫の原因と種類」についてお伝えしていきます。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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