季節の変わり目の体調不良
季節の変わり目の体調不良
10月に入り「季節の変わり目は、体調が悪い。」と、ご来院される方が増えてくる季節となりました。
なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすいのでしょうか。
気象庁が定めた季節は、次のような時期になります。
- 春:3月〜5月
- 夏:6月〜8月
- 秋:9月〜11月
- 冬:12月〜2月
次に、季節の変わり目はいつ頃なのかをみてみましょう。
- 春の始まり:3月〜4月頃。天候や環境の変化が多い時期。
- 夏の始まり:5月〜7月頃。低気圧が続く梅雨の時期。
- 秋の始まり:9月〜10月頃。台風が多い時期。
上記リストを見てわかるように、春、夏、秋、それぞれの季節が始まる前は、身体的ストレス、精神的ストレスがかかりやすい時期というのがわかります。
春は入学や就職、転職など環境の変化による精神的ストレスが強くかかる時期です。
また、夏の梅雨や秋の台風の時期は、大きな気圧変動により身体的ストレスを感じやすくなる時期です。
このように、精神的ストレスや身体的ストレスが強くかかると、自律神経が乱れ、体調不良を引き起こす原因となります。
◎自律神経が乱れやすくなる原因
- 環境の変化や人間関係の悩み、仕事のプレッシャーなどによる精神的ストレス。
- スマートフォンやパソコンなどによる昼夜逆転の乱れた生活リズム。
- 女性の月経前や更年期による、女性ホルモンの低下。
- 気圧変動や寒暖差など、気象による身体的ストレス。
特に注意が必要なのは、春の始まりの3月〜4月頃と、秋の始まりの9月〜10月と言われています。
この時期は1年の中でも朝晩の寒暖差が月平均で5度以上あり、自律神経が乱れやすくなります。
次回は、東洋医学からみた季節の変わり目について考えていきましょう。
本日も最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございます。
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