女性の肩こりは、体の内側(女性ホルモン)に原因がある?!
女性ホルモンの影響からくる肩こり
凜鍼灸治療院の6月の健康ブログは「女性特有の肩こり」をテーマにお伝えしています。
女性は筋肉量が少なかったり、骨格やバストの重さなどが影響して、男性よりも肩こりを感じやすいといわれています。
しかし、女性が感じる肩こりのかなには、PMS(月経前症候群)や更年期障害など女性ホルモンの影響によるものもあります。
女性ホルモンとは「卵巣でつくられるホルモン」であり、妊娠・出産の機能、そのためのカラダづくりの役割を担っています。
女性ホルモンには卵胞ホルモンである「エストロゲン」と、黄体ホルモンである「プロゲステロン」の2種類があります。
- エストロゲン(卵胞ホルモン):妊娠の準備、女性らしいカラダづくり
- プロゲステロン(黄体ホルモン):妊娠の維持
この2種類の女性ホルモンのうち「エストロゲン(卵胞ホルモン)」は血管壁の柔軟性に関わっているともいわれています。
そのため、エストロゲンの分泌が急激に減少する40代後半以降は血管が硬くなり、筋肉への血行が悪くなりやすいです。
つまり、女性ホルモンのバランスが崩れる(エストロゲンの減少)と、血行不良を引き起こし肩こりを感じやすくなります。
このように、女性は女性ホルモンの影響をとても受けやすいため、肉体的にも精神的にも不調が起こりやすいカラダといえるでしょう。
では、東洋医学では「肩こり」をどのように考えているのでしょうか。
次回は「東洋医学からみる肩こり」についてお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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