肌荒れを起こす6つの原因
肌荒れを起こす6つの原因
凜鍼灸治療院の2月のブログでは「肌荒れ」をテーマにお伝えしています。
前回(2/14掲載)お伝えしたターンオーバー(新陳代謝)の働きが悪くなってしまうと、肌は乾燥やくすみ、ニキビなどの肌荒れを起こしやすくなります。
今回は、もう少し具体的に肌荒れの原因をみていきましょう。
肌荒れを起こす原因の代表的なものは、次の6項目と言われています。
- 偏った食事による栄養バランスの乱れ
- 不規則な生活習慣
- ストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 紫外線
- 花粉や埃などの大気汚染
しっかりスキンケアをしているのに肌の調子が悪い人は、上記のような原因が考えられます。
まず大切なのが「食生活」です。
外食が多い人や栄養バランスが偏った食生活が続いてしまうと、肌細胞の成分であるタンパク質、糖質、脂質、ビタミンが不足し肌荒れの原因となります。
特にビタミンB群が不足すると、タンパク質や糖質の代謝機能がうまく行われず肌荒れの原因となってしまいます。
脂っぽい食事やお菓子の食べ過ぎ、妊娠中や疲労がたまっている場合などはビタミンB群を多く消費してしまうので、肌荒れを起こしやすくなります。
また、無理なダイエットなどで炭水化物や糖質をカットしすぎてしまうと、肌のうるおいが失われ乾燥肌を起こしやすくなるので注意が必要です。
食事(栄養バランス)の次に大切と言われているのが「睡眠」です。
現代人は生活リズムが乱れやすく、睡眠不足が増加傾向にあると言われています。
肌は睡眠中に細胞分解と再生を繰り返しているので、夜更かしや寝不足の状態が続くと肌荒れやニキビの原因となります。
そして「ストレス」も肌荒れの原因と言われています。
人はストレスを感じると、体内に活性酸素が発生しやすくなります。
活性酸素とは、呼吸によって体内に取りこまれた酸素の一部が通常より活性化された状態を言います。
活性酸素は細胞を傷つけ免疫力を低下させるので、肌が荒れる原因となってしまいます。
また、女性特有の肌荒れとして「ホルモンバランスの乱れ」があり、これは女性ホルモンの影響によるものです。
ホルモンバランスの乱れによる肌荒れについては、次回の「女性特有の肌荒れ」で詳しく説明していきます。
そして外部からの強い刺激による肌荒れにも注意が必要です。
代表的なものは、紫外線、花粉、埃などの大気汚染による肌荒れです。
紫外線を浴びると、肌細胞やコラーゲンが破壊される原因となり、肌へのダメージが加速してしまいます。
また、さまざまな植物の花粉や埃などの大気汚染により、肌にかゆみや湿疹、炎症を起こすことがあります。
これらによる肌荒れはアレルギーによるもので、特定の物質に対して敏感に反応を起こしている状態です。
肌荒れを起こす原因をみてわかるように、日常生活習慣を見直すことで「肌荒れ」を防ぐことができることがわかってきますね。
次回は「女性特有の肌荒れ」についてみていきましょう。
今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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