女性特有のホルモンバランスによる肌荒れ
女性特有のホルモンバランスによる肌荒れ
凜鍼灸治療院の2月のブログは「肌荒れ」についてお伝えしています。
前回(2/17掲載)お伝えした「肌荒れを起こす6つの原因」のひとつに「ホルモンバランスの乱れからくる肌荒れ」があります。
生理前などに肌荒れやニキビに悩まされている女性は多いと思います。
女性は生理前に分泌されるホルモンで「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の影響と言われています。
女性ホルモンのひとつである黄体ホルモン(プロゲステロン)は男性ホルモンによく似た働きがあるため、皮脂の量が増えてしまい、毛穴が詰まりやすくなり、肌荒れの原因となります。
逆に、生理が終わった一週間後には卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が多くなるので、肌の調子がよくなってきます。
また、女性は加齢とともに女性ホルモンが減少していきます。
女性ホルモンの中でも肌の調子を整える作用がある卵胞ホルモン(エストロゲン)は美肌ホルモンと呼ばれており、卵巣から分泌される女性ホルモンです。
しかし、年齢とともに卵巣の機能は低下し、結果、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減少し、肌の乾燥やシミ、シワなどの肌トラブルが現れやすくなります。
このような女性特有のホルモンバランスによる肌荒れを防ぐには、次のようなポイントがあります。
- 大豆(大豆イソフラボン)などの豆類を積極的に摂る。
- ビタミンEが豊富なナッツ類やゴマを摂る。
- 肉や魚、卵などタンパク質が豊富な食事を摂る。
- ストレスをためないように心がける。
- 軽度の運動で自律神経を整える。
- 質の良い睡眠をとる。
豆類のなかでも大豆には、大豆イソフラボンと呼ばれる栄養素が豊富に含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのひとつである卵胞ホルモン(エストロゲン)と似た働きがあるため、積極的に摂ることでホルモンのバランスを整える効果が期待されています。
ビタミンやタンパク質からもホルモンバランスを整える効果が期待できますが、食べ過ぎてしまうと脂質がオーバーしたり、肥満の原因となってしまいます。
過度に食べ過ぎることに注意をしながら、バランスのとれた食生活を心がけましょう。
次回は、2020年からはじまった新型コロナウイルス感染拡大に伴う「マスクによる肌荒れの原因」についてお伝えしていきます。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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