人はなぜ、眠る必要があるのか?
人はなぜ、眠る必要があるのか?

凜鍼灸治療院の健康ブログ、4月は「睡眠」を特集しています。
普段から、私たち人間は「睡眠」が習慣化していますが、なぜ眠る必要があるのでしょうか?
睡眠は健康に生きていくためには欠かせないものですが、日本人は世界で最も睡眠時間が短いと言われています。
理想の睡眠時間は、個人差はあるものの6〜7時間前後の睡眠が目安と言われています。
睡眠=脳を休める、というイメージをお持ちの方が多いかと思います。
しかし、睡眠中でも脳が活動しているレム睡眠と、脳が休息状態であるノンレム睡眠というふたつの睡眠の深さが存在します。
つまり、睡眠中はずっと脳が休息しているわけではなく活発に働いている時間帯もあるのです。
このようなふたつの睡眠の深さがあることから、脳を完全に休めることだけが睡眠の役割ではないことが理解できます。
現代の研究により、睡眠には次の5つの働き(役割)があると言われています。
- 脳の休息
- 自律神経やホルモンバランスを整える
- 記憶を整理して定着させる
- 免疫力を上げて、抵抗力を高める
- 脳の老廃物を除去する
ラットの断眠実験では、一週間を過ぎた頃から毛が抜け出し、体温が低下、やがて感染症により死んでしまった結果が出ています。
人間の場合はすぐに死亡することはありませんが、睡眠不足により様々な体調不良が起こる可能性は高くなります。
このように、人間にも動物にも必要不可欠な「睡眠」ですが、いったいどのような化学的メカニズムがあるのでしょうか?
次回は「睡眠のメカニズム」について詳しくみていきましょう!
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