睡眠不足による身体への悪影響
睡眠不足による身体への悪影響
4月の凜鍼灸治療院ブログは「睡眠」を特集しております。
皆様は1日に何時間眠っていますか?
経済協力開発機構(OECD)の統計によると、1日の平均睡眠時間は多くの国が8時間を超えるなかで、日本は7時間22分と33カ国中ワースト1でした(2016年調べ)。
さらに2018年の厚生労働省の調査によると、日本人は「睡眠時間6時間未満の人が40%」という報告がされています。
まずは自分の睡眠をチェックしてみましょう!
- なかなか寝付けない
- 夜中に何度も目が覚める
- 朝早く目が覚める
- しっかり眠っているはずなのに眠い
- 深夜になっても眠くならず昼近くまで起きられない
- 夕方から眠り夜中に起きたり、寝る時間が遅くなったりしてしまう
- 休日は寝だめするようにしている
- 家族にいびきがうるさいと指摘される
- 大きいいびきをかいて息が止まることがある
- 寝ているときに脚がムズムズする
1〜4の項目に該当する人は「睡眠の量や質」に問題が、5〜7の項目に該当する人は「睡眠のリズムまたはタイミング」に問題が、8〜10の項目に該当する人は「睡眠中に異常な症状がある」可能性が高いです。
睡眠不足によって、次のような症状が懸念されます。
- 免疫力の低下による、感染症などの病気にかかりやすくなる
- ホルオンバランスが乱れ、太りやすくなる
- 目覚めが悪く、眠気や疲労感が取れない
- 日中のパフォーマンス、集中力が低下する
- 交通事故や業務上のミス、トラブルが増える
さらに睡眠不足が深刻になると、さまざまな病気のリスクが高くなります。
代表的な睡眠障害
1. 不眠症 | 夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める | 時差、暑さや騒音、明るさなどの影響、年齢、精神的ストレス、アルコール、カフェインなど |
2. 過眠症 | 夜眠っているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態 | 脳内の覚醒維持機能の異常、何らかの原因で夜間の睡眠障害があるため |
3. 睡眠時無呼吸症候群 | 夜間睡眠中に何度も呼吸が止まる睡眠障害 | 上気道(空気の通り道)が閉塞(肥満、脂肪が多く短い首、舌が大きい、あごが小さいなど)することにより起こる。 |
上記の中でも「睡眠時無呼吸症候群」は、死に至る可能性もあるとても怖い病気です。
次回は「本当に怖い睡眠時無呼吸症候群」についてお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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