睡眠時間が短いと、太りやすくなる?

睡眠不足と肥満の関係
睡眠時間が短いと、太りやすくなる?
4月の凜鍼灸治療院のブログは「睡眠」をテーマにお伝えしています。
新型コロナウイルス感染症が世界的に広がり、いまだに終わりがみえていません。
過去に例のない生活習慣の変化を余儀無くされたため、人体にさまざまな悪影響が出ています。
新型コロナウイルスによる新現代病には、次のようものがあります。(1位〜10位)
- マスク皮膚炎
- マスク依存症
- スマホ肘
- 手洗い強迫性障害
- ふれあい拒否症候群
- デジタル時差ボケ
- デジタル認知症
- 子どもの腰痛、ぎっくり腰
- ドケルバン病
- 急性内斜視
また、テレワークによる運動不足やストレスによる過食が原因の肥満や、不安や恐怖、心配事などのストレスによる不眠も増加傾向にあります。
近年は「睡眠時間と肥満」の研究が進んでおり、睡眠時間が短い人は「食欲に関わるホルモン」に影響を及ぼしていることがわかってきました。
睡眠時間が短いと、食べ過ぎを抑制するホルモン「レプチン」が減少し、食欲を増すホルモン「グレリン」が増加する実験結果が出ています。
つまり睡眠時間が短くなることにより、ホルモンの量が変化し、食欲が抑えられなくなってしまうことで過食傾向となり、太りやすくなってしまうのです。
睡眠時間が短い人ほど食べても満腹を感じづらくなり、食欲も増してしまう。これが「夜更かしをしている時の過食」の原因です。
また、睡眠不足になると日中の活動量も低下するので太りやすくなります。
まだまだ新型コロナウイルス感染症の影響でストレスを強く感じやすいですが、睡眠時間をしっかりとって、睡眠不足と肥満を予防しましょうね!
今までは「睡眠」を現代医学からみてきましたが、次回は「東洋医学からみた睡眠」について一緒に考えていきましょう。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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