ストレスに強い人と弱い人の違いとは?

ストレス耐性には、個人差があります!
2023年の凜鍼灸治療院ブログでは「ストレス」について特集しています。
前回(2/6)お伝えした「ストレス反応」とは、日常のなかで起こる刺激(ストレッサー)から自分の身を守るために起こる自然な生体反応です。
しかし、災害や事故などのように多くの人が同じストレスに直面した場合、すべての人に同じストレス反応が表れるわけではありません。
ストレス反応の表れ方もは、ひとそれぞれ個人差があると言われています。
ではなぜ、ストレスに強い人とストレスに弱い人がいるのでしょうか。
ストレス耐性の差には、遺伝や性格、環境の影響があると言われています。
ストレスを受けた時の認知的評価の違いで、ストレスを脅威と捉える人はストレスに弱い人、ストレスを自己成長のチャンスと捉える人はストレスに強い人と言えるでしょう。
ストレスに強い人と弱い人の特徴をまとめてみてみましょう。
- 強い人:ストレスをチャンスと捉える、完璧を求めすぎない、自分の意思を主張できる、「自分の裁量で仕事をしている」と捉えている
- 弱い人:ストレスを脅威を捉える、真面目で完璧主義、プライドが高い、自己主張が苦手、「仕事をさせられている」と感じている
家族がうつ病を経験している人などは、遺伝的にストレスに弱い傾向にあるとの言われています。
また、悩みを相談できる相手が少ない環境にある人は、他の人の意見や反応を得られず追い詰められやすくなってしまいます。
このように、ストレスを感じる出来事に対しての受けとめ方は、その人の性格や環境、遺伝などによって差が出てしまいます。
では、東洋医学(中医学)では「ストレス」をどのように捉えているのでしょうか。
次回は「東洋医学からみるストレス」についてお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。
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