東洋医学からみる5つの病因
すべての病気は、自然と人間の関りからはじまる
2023年の凜鍼灸治療院ブログは、皆さんが身近に感じている「ストレス」について特集しています。
前回(2/14)お伝えしたように、東洋医学(中医学)では人体の構成要素である「気・血・水(津液)」に何らかのトラブルが起こると病気になってしまうと考えられています。
では、このようなトラブルを引き起こしている原因はいったい何なのでしょうか。
東洋医学には「すべての病気は、自然と人間の関りからはじまる」という考え方があり、病気の原因(病因)は体の外にあるものと、体の内にあるものとに大別されています。
体の外からの病因を「外感」、体の内からの病因を「内傷」と呼びます。
基本的な病因は、外感である六淫、内傷である七情、飲食不調、労逸、代謝異常の5つに分類されますが、上記の図のように外感には外傷や疫痢、寄生虫などの原因も挙げられます。
次回からは「体の外から襲われる原因、外感」についてお伝えしていきます。
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