ストレスをためると、過食してしまうのはなぜ?
過食のメカニズム
2023年度の凜鍼灸治療院ブログでは、「ストレス」をテーマに様々な角度から解説しています。
ストレスがたまると、ついつい過食してしまう。
このような「ストレス太り」でお悩みの方も多いのではないでしょうか。
疲れている時やイライラしている時の過食や、仕事中(または勉強中)に口寂しさから、空腹でもないのについ食べ物に手が伸びてしまいます。
このようなストレスによる過食の原因は、次のようなことが考えられています。
- 口唇欲求による過食
- ストレスホルモンの影響
- 快楽中枢の刺激
ひとがストレスを感じた時に、何かを口にしたくなるのは「口唇欲求」と呼ばれる欲求によるものです。
口唇欲求とは、生まれたばかりの赤ちゃんが最初に経験する欲求として注目されており、赤ちゃんがお腹が空いたとき以外でも、不安などから母乳を吸って安心感を得ようとする欲求を指します。
同じように、大人になってもストレスを感じた時や不安な時などに、飴やガムなどのお菓子を食べたり、タバコを吸ったりすることで口唇欲求を満たし、ストレスを解消しようとします。
また、食欲はさまざまなホルモンが関係しているので、ストレスホルモンの影響により過食してしまうことがあります。
ひとがストレスを感じると、コルチゾールやアドレナリンなどのストレスホルモンを分泌します。
これらのストレスホルモンが分泌すると、幸せホルモンと呼ばれる食欲を抑えるホルモン「セロトニン」が減少し、食欲が高まってしまいます。
また、高カロリーの食べ物や甘い食べ物には、脳内の快楽中枢を活性化する働きがあるといわれています。
ひとはストレスや不安感を和らげるために、何かを食べることで快楽を感じようとして過食に走ることがあります。
では、東洋医学からみた過食とは、いったい何が原因なのでしょうか?
次回は「東洋医学からみる過食のメカニズム」についてお伝えします!
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