受験生の受験生の緊張・過緊張対策
緊張のメカニズムとは
多くの人が経験する受験(入試)。
受験生は試験の合否の恐れや不安、プレッシャーなどから緊張しやすくなります。
緊張状態とは、脳内神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンのバランスが乱れることで、交感神経が活発化し、自律神経のバランスが崩れた時におこります。
緊張状態で起こる症状には、次のようなものが挙げられます。
- 心拍数の上昇
- 手足、声の震え
- 冷や汗
- 赤面
- 喉の異物感
- 睡眠障害(不眠)
受験生の場合、受験に失敗することへのプレッシャーが引き金となり、交感神経が一気に活発化し、頭の中が真っ白になってしまうような緊張状態へと陥ってしまいます。
緊張状態での心拍数は、安静時心拍数(男性約60~70/女性約65~75)より30未満の上昇と言われいます。
しかし、心拍数の上昇が安静時心拍数より30以上の上昇がみられると過緊張状態とよばれ、息苦しさ、冷や汗、筋肉のこわばりなどが起こりやすくなり、試験の内容が頭に入りずらくなってしまいます。
東洋医学からみる緊張(過緊張)とは
東洋医学(中医学・漢方)では、過度の緊張は「肝」の機能が低下しているときに起こると考えられています。
陰陽五行で考えられている「肝」の働きには、自律神経の調整、情緒の安定、気の巡り、血の貯蔵・循環、筋肉や関節の調節などと深い関係があります。
この「肝」の機能(肝気)がきちんと働いると、情緒が安定し、リラックス状態を保つことができると考えられています。
また「肝」」の状態は「爪」や「目」に出ると言われており、「肝」の機能が低下すると爪が弱くなったり、眼精疲労や目の乾燥が起こりやすくなると言われています。
緊張(過緊張)対策
緊張は、誰もが陥る可能性がある状態です。
西洋医学・東洋医学の両方の良いところを活用し、試験当日に過緊張を起こさないようにしましょうね!
- 試験の合間にストレッチや深呼吸でリラックスを心がける
- 試験前に、試験会場を見学したり、試験本番に近いシチュエーションに慣れておく
- まわりの受験生を気にしない
- 脂っこいもの、甘いもの、刺激の強いものを食べ過ぎない
- 柑橘類(みかん、レモン)や香味野菜(シソ、ニラ)、しょうがやニンニクなどを食事に取り入れ、気の巡りを良くする
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