受験生の寝不足が記憶力に悪影響を与える?!
正しい睡眠リズムが受験成功へのカギ!
いよいよ受験シーズンの到来ですね!
学校が終わったら塾で勉強し、帰宅後も夜遅い時間まで勉強を頑張っている受験生のみなさん。
お子様たちを応援し、支えている保護者のみなさまに特に気にかけていただきたいのが...
受験生の睡眠リズム!
受験生のみなさま、大丈夫ですか?あなたの睡眠リズム。
年齢によって変化する睡眠
文部科学省の調査によると、加齢とともに睡眠時間が短くなることが報告されています。
区分 | 平均睡眠時間 |
小学生 | 約9時間 |
中学生 | 約7時間 |
高校生 | 約6時間 |
とくに学生は学年があがるにつれて就寝時間が遅くなるため、平均睡眠時間が短くなると言われています。
レム睡眠とノンレム睡眠
2023年4月の健康ブログ「睡眠のメカニズム」でもお伝えしたように、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類の睡眠段階があります。
- レム睡眠:肉体がもっとも休まる時間(睡眠)
- ノンレム睡眠:脳の疲労回復に重要な時間(睡眠)
この2つの睡眠は90分のサイクルで繰り返されると言われているので、4~5回繰り返される6時間から7時間半の睡眠が最適と考えられています。
とくにレム睡眠は肉体を休める時間(睡眠)ですが、同時に記憶が脳に整理され定着する時間でもあります。
受験生は睡眠時間を短くして勉強してしまいがちですが、十分な睡眠時間をとることでより勉強した内容が脳に整理され定着します。
受験生のみなさん、無理せずしっかり睡眠をとりましょうね!
前回の内容も含め、受験生が集中力・記憶力が低下しないようにするポイントをみていきましょう!
- 勉強時間は45~90分が目安→集中力の限界
- 休憩時間は15分程度→集中力のリズム
- 休憩中は同じ姿勢をとらないようにし、首や肩などのストレッチで筋肉をほぐす→脳への血流回復
- 休憩中はテレビやスマホ、漫画をみない。可能ならば目を閉じる→眼から意識的・無意識的な情報を脳にいれない(脳疲労予防)
- こまめに目薬をさし目の乾燥(ドライアイ)を防ぐ
- 6時間~7時間半の睡眠をとる→記憶の整理・定着を促す
受験生の皆さん(ご家族)、今日からでも簡単にはじめられる内容ですよね。
体のメカニズムを知り、それを利用して効率よく、そして健康的に受験勉強をしましょうね!
凜鍼灸治療院では、学割コースがございます!
自分ではなかなかほぐれない受験勉強による首こり、肩こり、眼精疲労からくる頭痛などの施術も行っております。
お気軽にご相談くださいね。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
(大変励みをいただいております!)
次回は「受験生の過緊張」についてお伝えします!
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