頭痛に隠された怖い病気について

凜鍼灸治療院の健康ブログ、11月は頭痛を特集しています。

たかが頭痛と軽くみてはいけません!

凜鍼灸治療院の11月のブログは「頭痛」を特集しています。

日本人の3人に一人は「頭痛」に悩まされていると言われています(厚生労働省調べ)。

頭痛にはさまざまな種類があり、特に明確な病気ではないのに繰り返し起こる一次性頭痛と、病気やアルコールが原因で起こる二次性頭痛とがあります。

ほとんどの頭痛一次性頭痛で、心配がいらないものが多いと言われています。
しかい、なかには脳に異常があり起こる二次性頭痛があります。

二次性頭痛を起こす代表的な病気には、次のようなものが挙げられます。

くも膜下出血動脈瘤が破裂することで発症。突然の激しい頭痛に襲われるのが特徴。嘔気、嘔吐を伴う。
脳出血血圧が上昇し脳の血管が切れて出血。突然の激しい頭痛。意識障害、言語障害、半身まひなどを伴う。
脳腫瘍脳内にできた腫瘍により脳を圧迫。朝起きた時に頭痛を感じ、しばらくすると改善するのが特徴的。
慢性硬膜下血種頭の外傷により頭蓋骨と脳の間に血液がたまった状態頭痛も出るが、手足のまひや認知症のような症状が目立つ。
髄膜炎・脳炎脳や脳脊髄液に細菌やウイルス感染することが原因徐々に強くなる頭痛で、発熱を伴うことが多い。
二次性頭痛を起こる代表的な疾患

二次性頭痛の場合は、しっかり治療をしないと命にかかわる可能性があり危険な怖い頭痛です。

今までに経験したことのないような激しい頭痛が突然現れたり、手足の麻痺やしびれ・痙攣、激しい嘔吐、高熱などを伴う場合などは、すぐに専門の医療機関を受診しましょう。

また、飲酒した次の日の「二日酔い」に伴う頭痛も二次性頭痛のひとつです。

お酒に含まれているアルコールが代謝されてできるアセトアルデヒドという有機化合物が原因と考えられています。
アセトアルデヒドは肝臓で代謝され、時間がたつと自然に治るので、通常は病院を受診することはありません。

これまでは現代医学(西洋医学)から「頭痛」について解説してきましたが、東洋医学では「頭痛」についてどのように考えているのでしょうか。

次回は「東洋医学から考える頭痛の原因」についてお伝えします。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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