男性に多く発症する群発性頭痛について
目の奥をえぐられるような激しい痛み
凜鍼灸治療院の11月のブログは「頭痛」を特集しています。
日本人の3人に一人は悩まされている頭痛には、さまざまな種類があります。
繰り返し起こる頭痛を一次性頭痛といい、前回、前々回と説明させていただいた「緊張型頭痛」と「片頭痛」が代表的です。
そしてもうひとつ、頻度としては非常に少ない特殊な頭痛として「群発頭痛」があります。
群発頭痛の症状には、次のような特徴があります。
- 目の奥をえぐられるような激しい痛み
- 必ず頭の片側に起こる
- 1~2カ月の間、毎日痛みがあらわれる
- 痛みがあらわれるのは15~180分
群発頭痛は20代後半~40代くらいの男性に発症することが多く、女性で起こることはごくまれと言われています。
どちらか片方の目の奥がえぐられるような激しい痛みが特徴的な頭痛で、この痛みが毎日、夜中~明け方ごろの決まった時間帯に起こり、1~2時間続きます。
片頭痛は体を動かすと痛みが強くなるのが特徴でしたが、群発頭痛は少し体を動かすことで痛みが軽減します。
このような発作が1~2か月くらいの間、毎晩繰り返されるとてもツラい頭痛です。
群発頭痛の原因はまだハッキリとは解明されていませんが、体内時計が何らかの原因で乱れることで目の後ろを通っている内頚動脈が拡張して炎症を起こしているのではないかと考えられています。
激しい頭痛を感じたら、我慢せずに専門の医療機関を必ず受診しましょうね。
次回は「頭痛に隠された怖い病気」についてお伝えします。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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