陽虚体質の東洋医学的ダイエット

陽虚体質の東洋医学的ダイエット

東洋医学では、温かい状態を「(よう)」とし、寒い状態を「(いん)」と考えています(陰陽説)。
人間の体温を保っているのは「陽」の働きなので、寒がりで手足が冷たく、下半身が冷えやすいといった症状を「陽」が足りない状態、すなわち「陽虚(ようきょ)」と言います。


自分が陽虚体質かどうか、次のチェック項目で確認しましょう。

  • 顔色は白く、血色が悪い。
  • 手足が冷たい
  • 体型はぽっちゃり型
  • 寒さに弱い
  • 温かいものを好んで食べる。
  • 下痢軟便が多く、尿は透明に近い。
  • 抜け毛が多い
  • 唇の色が薄い。
  • 夏が好きで冬は苦手。
  • 冷えるとお腹や関節が痛くなりやすい
  • 活気が足りなく、気持ちが沈みやすい。
  • 膀胱炎を繰り返してしまう。

陽虚体質の方は、体温を保つエネルギー(陽気)が不足しているので、夏でも手足が冷えているのが大きな特徴です。冷房の効いた室内や、寒い屋外では体を冷やさないように心がけましょう。

陽虚体質の方は胃腸も冷えているので、生ものや冷たいものの摂り過ぎには要注意です。
生野菜やグリーンスムージーを摂るようなダイエットは不向きでしょう。
コーヒーや緑茶なども体を冷やす飲み物ですので注意しましょう。

陽虚体質の方は、体を温める食事を中心に心がけると代謝があがり、痩せやすい体質になっていくでしょう。

次回は、体の潤いがなくなっている「陰虚体質」の特徴についてお伝えしていきます。

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